100均の袋キャップミニ
100円ショップで売っている『袋キャップ』という商品が以前から気になっていました。
パン粉や小麦粉といった粉ものの袋にそのまま取り付ければ、楽々開け閉めができるキャップになるという商品です。
パッケージをよく見ると脇の方に小さく小麦粉の写真も出ていますが、この商品でダニを防ぐことは出来るのでしょうか?
小麦粉1gに含まれるダニの量は1万匹以上という情報もあるぐらいですから心配です。
ちなみに粉ものの中でも侵入しているダニがとくに多いのは、ホットケーキミックスやお好み焼き粉など旨味成分が含まれるもの。
保健局のホームページを見ると、開封後の粉製品は冷蔵庫で保管すればダニの増殖は防げると書かれています。
参考サイト:東京都福祉保健局
しかし繁殖が防げるものの、すでに侵入しているダニを減らす効果があるわけではないので注意が必要です。
『ホンマでっかTV』からの情報では、ジップロックに入れて冷蔵庫で保管した小麦粉にもダニが見つかったと聞きました。
二重のジップロック&冷蔵庫で保存して、早めに使い切るという対策が必要なんだとか。
このキャップがどれぐらいの密閉性なのか実際に試してみましょう!
袋キャップの使い方
中には3種類の部品が入っています。
※水洗いしてよく乾燥させてから使用するように!
ちなみに今現在のクリープの姿はこちらです。
ビンに入れればもっと使いやすいはずですが、そのままジップロックを利用した状態。
袋の口を約5cmを目安にカットします。
”初めは小さくカットしてください”と説明書きがありましたが、わたしの場合は最終的に5.5cmぐらいになりました。
まずは3つある部品の内、色の濃いものを袋の中に入れる。
そして”フタ部ではない方の部品”と先ほどの部品で袋を押さえるようにセット。
※袋の口の外周全部が挟まっているのかきちんと確認しましょう。
最後にフタの部品で全体をしめて完成。
パッキンが付いており逆さに向けてもクリープが溢れることはありません。
よく見ると、キャップの横に小さなギザギザが付いているのが分かります。
そこをきっちり押さえた状態でキャップを開けないと、全部分がバラバラになることもありました。
要注意です!
袋キャップの感想
パッキンが付いているもののすごく密閉性が高いわけではなさそうです。
個人的には、この100均グッズを小麦粉に使用するのは残念ながらオススメできません。
あくまでも”早めに使い切る”のが大前提だということを忘れないで下さい。
小麦粉やミックス粉に使うのは不安ですが、パン粉・砂糖・塩などには使えそう。
「ビンだと大きすぎて収納に困る!」という方にオススメします。
※もちろん今回使ったクリープにもダニは繁殖しますので、またの機会に別のものに付け替えます・・・。
追記:約1週間後の感想
クリープに付けて約1週間使ってみましたが、フタを開けたときに下から外れるということが頻繁に起こっています。
おそらく取り付け部分のネジ山が削れてしまったためだと思われます。
開けるたびに何度もやり直すのは面倒なのでおとなしくビンに入れ替えます・・・・・。
蓋がついたという安心感は一瞬ありますが、記事にも書いてある通り磨耗して外れてしまうので、正直使用感は良くないです。
これだと同じような用途で使うクリップの方がいいかな、と思ってしまいますね。
あっ、わたしも今クリップ使ってます(*´ω`*)
私も便利かと思い買いましたが挟んだ下の辺りがずれて中身がこぼれるのでキャップは捨てました…クリップのが便利です